人口減と高齢化のなかで暮らしの担い手を継ぐ
国勢調査によれば総人口は2020年で11,081人。前回調査から5年間で1,500人以上減り、2020年時点で65歳以上が約45%を占める。稲作や地域行事を支えてきた層の高齢化が進み、暮らしと生業の担い手を次へどう引き継ぐかが問われている。
富山県の最東端、新潟との県境に朝日町はある。波打ち際で翡翠を拾えるヒスイ海岸、残雪の北アルプスを背に桜・チューリップ・菜の花が一度に咲く「あさひ舟川 春の四重奏」——深海から三千メートル級の稜線までを、ひとつの町の中に畳み込んだような土地だ。特別栽培米を育てる担い手がいて、就農研修の場「あさひ農学舎」が次の農家を迎える。子どもの医療費は高校生世代まで無料で、暮らしの土台も手厚い。一方で人口は緩やかに減り、担い手の高齢化という宿題も抱える。だからこそ、この景色と一次産業を次へ継ぐ人を、朝日町はいま待っている。
どんなまち?
人口 11,081人(2020年時点) ・ 富山県の最東端、新潟県境に位置する。北陸新幹線・黒部宇奈月温泉駅を最寄りに、あいの風とやま鉄道の泊駅・越中宮崎駅、北陸自動車道の朝日ICが玄関口となる。 ・ 主産業は稲作を中心とした農業が基幹。若手農漁業者の「あさひ担い手ネット」が特別栽培米を育て販路を広げる。ヒスイ海岸や春の四重奏を核とした観光、たら汁・バタバタ茶などの食文化も地域を支える。
町の担当者が考える、いま本当に困っていること。
国勢調査によれば総人口は2020年で11,081人。前回調査から5年間で1,500人以上減り、2020年時点で65歳以上が約45%を占める。稲作や地域行事を支えてきた層の高齢化が進み、暮らしと生業の担い手を次へどう引き継ぐかが問われている。
基幹産業は稲作を中心とする農業で、若手農漁業者の「あさひ担い手ネット」が農薬を抑えた特別栽培米づくりと販路開拓を進めてきた。一方で農業者の高齢化は避けられず、就農研修の場を生かして担い手を継続的に迎えられるかが課題となる。
春の「あさひ舟川 春の四重奏」には残雪の北アルプスと花を求めて来訪者が集まるが、多くは一時の観光にとどまる。町は県内トップクラスと評される空き家バンクやお試し住宅で受け皿を整える。この賑わいを移住や関係人口へつなげられるかが問われている。
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朝日町・富山県・国の制度を、8つの目的別に整理しています。
東京23区から富山県内へ移住し、対象求人への就業や起業をした人に支援金を交付する制度。
申請先:公式サイト ↗
町内に定住するため住宅を取得する人に、取得費の一部を補助する定住サポート事業。
申請先:公式サイト ↗
町外から転入した世帯や新婚世帯が町内の賃貸住宅に入居する際、家賃の一部を補助する。
申請先:公式サイト ↗
町内で新たに起業する事業者に、施設整備や賃借料などの初期費用を補助する。
申請先:公式サイト ↗
移住定住拠点施設「こすぎ家」を窓口に、お試し住宅やオーダーメイド型の移住体験ツアーで暮らしを体験できる。
申請先:公式サイト ↗
0歳から高校生世代まで、保険診療の自己負担分を全額助成する。
申請先:公式サイト ↗
子どもの出生に対し、出生順位に応じた祝い金を支給する。
申請先:公式サイト ↗
| 制度名 | 目的 | 対象者 | 金額 | 期間 | 地域 |
|---|---|---|---|---|---|
| 朝日町移住支援金事業 | 資金 | 単身60万円/世帯100万円(18歳未満の子1人につき100万円加算) | 朝日町 | ||
| 朝日町住宅取得促進補助金 | 資金 | 住宅取得費 上限20〜120万円+加算上限100万円/土地 上限50万円 | 朝日町 | ||
| 朝日町賃貸住宅家賃補助金 | 資金 | 月額家賃の1/2(民間 上限1万円/空家バンク登録 上限2万円)・最大36か月 | 朝日町 | ||
| 朝日町起業応援事業補助金 | 資金 | 補助率1/2以内・上限100万円(賃借料は月額1/2・上限5万円を最大3年) | 朝日町 | ||
| 移住定住拠点「こすぎ家」・お試し住宅/移住体験ツアー | ハコ | — | 朝日町 | ||
| 子ども医療費助成 | 制度・優遇 | 保険診療の自己負担分を全額助成(0歳〜高校生世代) | 朝日町 | ||
| 誕生祝金 | 制度・優遇 | 第1・2子5万円/第3・4子10万円/第5子以降20万円 | 朝日町 |
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